ラチェットレンチの早回し機構

< アイデア内容 >

 ネジを着脱するとき、手が届きにくい場合や、こじれや噛み込みなどで重くなる場合など、ネジが緩んでいても工具で回す必要がある場面は多々あります。
 ラチェットレンチでは、ハンドルを大きく振れない場合や、ラチェットが空転せずネジが連れ回ってしまう場合など、作業効率が悪いことがあります。
 ソケット軸に装着して指先で回すアダプターもありますが、操作部の径が大きくなるので一度の操作での回転量が少なくなり、操作回数が多くなって疲れてしまいます。
 そこで、操作部の回転を、遊星歯車機構で増速してソケット軸に伝える早回し機構を考えてみました。

・ 通常のラチェットによる伝達機構はそのままに、指先による早回しを追加した構成です。
・ 約2〜3倍に増速して、少ない操作量でも素早く作業できます。
・ ネジが軽く回るときは指先で素早く、重くなったらハンドルを操作して、一連の作業をネジへの掛け替えや工具の切り換えなしに、効率よく行えます。
・ 早回し機構には手回しのトルクしか掛からないため、小型化や樹脂化による生産性向上などが可能です。

< レンチ本体と一体とする場合 >

 ピニオンが1段のタイプです。
 操作部が遊星キャリアとなり、リングギアはレンチ本体カバーに、サンギアはソケット軸に固定となります。

 ピニオンが2段のタイプです。
 操作部がリングギアとなり、ピニオンはレンチ本体カバーに装着し、サンギアはソケット軸に固定となります。

< レンチ本体とは別体のアダプターとする場合 >

 既存のラチェットレンチにも早回し機能を追加できるように、別体のアダプターとしたものです。
 ピニオンが1段、2段いずれの機構でも可能で、固定要素はハンドル部に引掛けて回り止めします。

< 特許出願済み >

 出願番号 : 特願2015−132422

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